アラキドン酸は身体にどんなメリットがある?

アラキドン酸を補い、抑うつな気持ちを前向きに

アラキドン酸が脳神経系の発達や働きに作用することが、知られていると思います。神経細胞は、胎児期に殆ど作られますが、海馬という記憶を司る部分等の一部では、成人になってからも神経新生といって、新しい細胞が作り出されているとのことです。特にこの海馬で、アラキドン酸が脳の中で多く存在し、記憶や情動など、脳の機能に大きく関与しているようです。

ストレスの多い現代社会では、誰にでも、やる気が起きなくなったり、抑うつ的な気分になりすることがあると思いますが、特に高齢になると、環境変化や身体の衰え等から、抑うつ的になりやすいようですが、アラキドン酸がこの抑うつ傾向を穏やかに改善させることがわかっています。加齢とともに、アラキドン酸の量が減少する事が明らかであり、食事やサプリメントで補ってあげることで、特に認知機能等の脳機能の低下の改善が期待できます。

食事では肉や魚、卵等に含まれ、無理なダイエット等をしていなければ、通常不足することはないですが、加齢により健康管理のため、上記の食品を控える傾向もあるため、食事で注意する事が難しければ、サプリメントで補うという選択があります。

サプリメントは、緩やかに効果が出るため、1か月は続けてみる必要があります。そして、抑うつ気分の改善目的では、根本のストレスの原因は、サプリメントでは排除出来ないので、気持ちが前向きに変化した後に、様々な方法でストレスに対応し、うまくつきあっていく必要があります。

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